コンセプト
私たち阿佐建築工務は高槻に拠点を構え、「自然を感じながら家族と共に暮らす住まい」をコンセプトに「り’あさの木の家」づくりを行ってきました。これまで当社にお越し下さったお客様から、高槻で家を建てたいが、そうなると土地の費用に多くの予算をつぎ込まなくてはならず、その為に住まいへ予算を割り当てることができなくなり、「木の家で暮らしたかったのに断念せざるをえない」というお声を多くお聞きしてきました。魅力ある街にはそれだけ住みたい人の数も多く、土地の価格が上がってしまい、結果その場所で理想的な住まいを建てれる人はごくわずかとなってしまいます。そのような中でも住まい手の生活という目線から、暮らしの本質を見極めた「地域の特性を生かした住まいのカタチ」を探し当てることができるならば、例え過剰な装飾や贅沢な素材を使用していなくとも、豊かな暮らしは可能となるのではないか。そこに私たちの強みを活かした「木の家」をプラスした1つのモデルプランを作成することで、無理のない範囲で「自然を感じながら家族と共に暮らす住まい」を実現できるのではないか。このような想いからこのプロジェクトは始動することとなります。まずは私たち阿佐建築工務の地元である高槻の住まいを考え始める所から。住まいのプランニングには建築家の堀部直子先生に監修頂きながら、住まい手のことを考えた「高槻での暮らし」に1つの答えを出したいと思います。